プラド美術館展~ベラスケスと絵画の栄光~

こんにちは、マーゴです。

東京 国立西洋美術館で開催中の「プラド美術館展~ベラスケスと絵画の栄光~」を鑑賞しました。
私は大学で西洋美術史を学び、卒論のテーマが、ベラスケスの傑作「ラス・メニーナス(女官たち)」だったので、”ベラスケス”と聞くと行きたくなるのです。
「ラス・メニーナス(女官たち)」は、多くの謎が隠された不思議でユニークな作品で、世界三大名画のひとつと言われています。
ちなみに、あと2つは、エル・グレコ「オルガス伯爵の埋葬」(またはダヴィンチの「モナ・リザ」)、レンブラントの「夜警」だそうです。

「ラス・メニーナス」は、スペインの国宝扱いで門外不出のため、残念ながら、今回来日していません。
しかし、プラド美術館展では、ベラスケスの作品7点が鑑賞できます。

セビリア生まれの天才画家

ベラスケスは、1599年スペインのセビリアで誕生しました。
10歳で絵画修業を始めたベラスケスは、やがてセビリアの画家組合の総裁だったパチェーコに弟子入りします。18歳で画家として独立。その後、師パチェーコの娘フアナと結婚します。
ダヴィンチやピカソがそうであるように、ベラスケスも早くからその才能が師によって認められている天才肌の画家です。弟子の才能を見極める確かな目を持つと同時に、自分よりはるかに年下の弟子が自分をしのぐ才能を持っていることを素直に認められる師にも恵まれたいたのだな、と思います。

やがて、スペイン国王フェリペ4世付きの宮廷画家となったベラスケスは、生涯を王室に捧げ、出世街道を駆け上がり、王宮配室長の地位にまで上りつめます。
恵まれた環境の中で、自由に作品製作に取り組めたことが、「ラス・メニーナス」という傑作を生みだせた要因であることは間違いないでしょう。

プラド美術館展はミッチ―と共に

ベラスケスの作品7点の他、彼が尊敬していたルーベンスなど、ベラスケスに由来する作品が来日しています。
そして、公式プレゼンターは、ミッチー(及川光博さん)!
PR動画の設定は、「あるお屋敷に仕えるコンシェルジュ、ミッチー。朝から晩まで、お嬢様に向けて、プラド美術館やベラスケス作品への愛を語ります」というもの。
音声ガイド(500円)を借りれば、ミッチーが、あなたに名画を解説してくれます。

ミッチー、コンシェルジュというより、君こそ王子だよ!

ともかく、オールドクラッシックな絵画が勢ぞろいしているので、解説と共に鑑賞すると、日本人には馴染みの薄い、宗教的、神話的背景も分かり、より一層楽しく鑑賞できるでしょう。

ミュージアムショップも面白かったです。
定番のクリアフォルダ―やポストカードの他、スペイン王室御用達のお菓子やベラスケス作品をエチケット(ラベル)にしたスペインワインなど美味しそうな食品も販売しています。

ハモンセラーノ(生ハム)をモチーフにしたストラップとベラスケス作品の刺しゅうアイロンワッペンが、笑えました。ちょっと欲しいかも。

プラド美術館展
東京 国立西洋美術館(上野公園)
2018年2月24日(土) – 5月27日(日)

兵庫 兵庫県立美術館(神戸市)
2018年6月13日(水) – 10月14日(日)

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